さくら日誌
今年は手指用の絆創膏をほとんど使わなくて済みそう。
2022/01/27
寒い日が続いています。例年、指のひび割れが酷く100枚入りの絆創膏が一箱では足らなかったんですが、この冬は「メンソレータムやわらか素肌クリームU(尿素20%とビタミンEを配合)」を使い始めたらひび割れが起きることなく過ごせています。ありがたや、ありがたや。
所で、このメンソレータム、ロート製薬の製造なんですね。
昔、メンソレータムの薬用リップを使っていたことが有り、確か「近江兄弟社」製。
緑の看護師のマークの・・。なんでロート製薬なんだろう、と思って調べてみました。
出典:「メンソレータム」と「メンターム」の違いは? | 1分で読める!! [ 違いは? ] (lowch.com)
「メンソレータム」とは、アメリカ合衆国のメンソレータム社が開発した軟膏薬のブランド・商品名で、現在は同社を買収した親会社のロート製薬株式会社が製造・販売する軟膏薬のブランド・商品名となっています。
元々「メンソレータム」は、キリスト教の伝道師として来日していたW・M・ヴォーリズ氏が滋賀県近江八幡市で開業した近江セールズ株式会社によって輸入販売が開始され、後に近江兄弟社に社名変更した同社によって日本国内での製造・販売が開始されます。
しかし、1974年に近江兄弟社は経営破綻し、「メンソレータム」の商標・製造販売権などのライセンスはメンソレータム社に返上されます。
翌1975年に「メンソレータム」のライセンスを取得したロート製薬が、1988年にはメンソレータム社を買収、傘下に収め商標と経営権を取得します。
現在は、メンソレータム軟膏やメンソレータム薬用リップスティックなどの代表的な商品をはじめ、200品目以上の製品が発売されています。
「メンターム」とは、滋賀県近江八幡市に本社をおく医薬品メーカー株式会社近江兄弟社が製造・販売する軟膏薬のブランド・商品名です。
前述の通り1974年に経営破綻した近江兄弟社は、「メンソレータム」のライセンスを返上しますが、大鵬薬品工業から資本参加など再建支援を受け再起を図ります。
近江兄弟社は、「メンソレータム」の生産設備と、日本で「メンソレータム」を販売するために取得していた「メンターム」の商標登録を使い、成分を変更して類似商品を製造・販売、現在では同社の主力ブランド・商品になっています。
なお、軟膏の「メンソレータム」は黄色ワセリンが主原料、軟膏の「メンターム」は白色ワセリンが主原料となっています。
と、いう事らしい。数年前まで「メンソレータム薬用リップ」を使っていたが「緑の看護師」のマークは全然変わっていなかったけど・・。今持っているのを見ると確かに「ロート製薬」になっている。気が付かなかった。えらいこっちゃ。
なんでリップクリームがいらなくなったかと言うと、マスクを着けている為に乾燥しないからかな。「いつまでマスクを着けないといけなんだ。」と文句を言っていたが、悪い事だけではないみたい。